「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツのデザインを手がけたことで注目され、以後も数多くの作品のメカニックデザインを描き続けてきた、日本のアニメーションにおけるメカニックデザイナーの歴史そのものであり重鎮ともいえる存在、大河原邦男。そんな氏が40余年の間に手掛けた数多くの仕事の中から貴重な資料や設定画を一堂に集め、さらには自身の手による描き下ろし新作をも加えた「メカニックデザイナー 大河原邦男展」が開催される。
これまでの氏の展覧会では展示されなかった幻の資料も登場、40余年の仕事を4章構成で見せるという大河原デザインの魅力の秘密に迫るこの大展覧会、今回はアニメーション用のメカニックデザインに留まらずさまざまな仕事で描いたデザインも見ることができるとのこと。この機会にぜひ、メカニックデザインの神髄に迫って欲しい。